Personal Spaceを知覚するための
ミニマルなインスタレーション
Personal Spaceは別名Confort Zoneとも呼ばれ、文字通り私的な空間に対する居心地の良さを司っています。
Personal Spaceは個々人によって異なった大きさや形を持ちますが、直立した際の手の届く範囲の空間であるとするのが一般的な見解です。
しかしながら、満員電車や人ごみといった場所のように、社会的な外力によって個々人が持つ空間が常に歪められているといった可能性も考えられるのではないでしょうか。
「可能の小空間」はどこまでが自分の空間であるか、そしてどこからがそうではないのかを知覚するための装置として機能します。